【おすすめ３選】東京・大阪の水道水は飲めるのか？味はおいしい？

東京や大阪など、就職・進学などで都会に出てきて1人暮らしを初めて心配になるのが普段から口にする【飲み水】、今回はそんな飲み水について不動産屋視点からの解説と、1人暮らしを豊かにしてくれる提案をしてみたいと思います！

東京・大阪の水道水は飲める

よく都会の水道水は飲めないと聞くことがあります。これは、過去に1人暮らしや実際に東京や大阪などに住んでいたあなたの先輩やお父さん・お母さんからの意見だったりしませんか？実際、2021年において東京や大阪に限らずどの都会や、そうでない地域であっても日本の浄水技術の向上によりどの家庭でも水道水が飲める環境ができあがっています。

水の成分が悪い、水道水がくさい、水道水はおいしくないなど、２０年～３０年ほど昔はそういった時代もあったようです。その当時の情報が最新のものに更新されないまま、あなたの耳に入っていることで都会の水道水は飲めないという誤情報を持っていることになります。

賃貸マンションの水道水にはご注意

東京・大阪の水道水は飲めるお水が公共の施設から供給されています。それでは公共の飲み水がどのようにしてキッチンや洗面所のあなたの部屋の蛇口まで届けられるかを振り返ってみましょう。

公共の施設で飲める状態まで浄水された飲み水は道路などに下にある配水管を通ってそれぞれの建物やお家まで届けられます。マンションまで届けられた水道水はおおまかに分けて２つのパターンであなたの部屋までいきます。

①の直接ポンプであなたの部屋まで届けるタイプは、マンションの敷地の外にある水道水の本管からマンション内にある配水管につながり、電動ポンプを使って上の階まで水道水を上げます。

②の受水槽というのは、マンションの敷地内の１階もしくは屋上にある水道水を貯めるタンクに一度水を貯めた後で、マンションの配水管を通ってあなたの部屋まで水道水を届けます。

どちらの方法でも大切なのは部屋の中に入ってから

行政が管轄を持っている水道水の本管からマンションに入り、マンション内の部屋に行くまでの配管などはそれぞれ主に塩ビパイプといわれる配管を通って届けられます。もちろん生活する上で絶対にかかせないお水を取り扱う配管なので健康面に問題が無いよう、厳しい基準をクリアしたものが使用されています。

では、キッチンや洗面台、お風呂場の蛇口がどうでしょうか。

これもあなたが口にする水道水を取り扱うものなので、厳しい基準をクリアした素材【真鍮・しんちゅう】と呼ばれるものが主に使われています。抗菌性があり、サビにくいようにコーティングされているので、水場で使うにはもってこいなんですね。

しかし、いくら厳しい基準をクリアしたものだからと言っても、長年使用していれば経年劣化は進み少しずつ物は傷んでいきます。マンションなどが建ってすぐの新築などであれば特に気にする必要はありませんが、築２０年や３０年のマンションはたくさんありますし、初めての1人暮らしや東京などに上京したときに新築の賃貸は高くて住めません。

この写真は築２０年のキッチンの蛇口の内部を撮ったものです。

蛇口の内部は塩素やサビなどで少し色がついていますね

築２０年で一度もキッチンのシンクや蛇口を取り換えていないようなお部屋だと目に見えないところで実は汚れが結構ひどかったりします。しかし、この程度のものであれば口にしても大きく害は無く、味もまったく変化がない為飲み水としては問題が無いのです。

そういった理由や、設備の交換費用をかけたくないオーナーさんはキッチンの蛇口や洗面台をそのまま使い回し続けていきます。

東京・大阪の水道水を安心して飲むためには

では、築年数が古いマンションやお家でも蛇口内部を気にせずに水道水を飲むためにはどうすればいいのでしょうか。

①そもそもペットボトルでお水を飲むという選択肢

市販で売られている天然水などの、おいしいお水を飲料水として常備しておくのもおすすめです。特に実家では水道水ではなくて常に市販のお水を飲んでいた方であれば、お水の味の違いが出てくる可能性があるため、慣れたお水を飲み続けるほうがいいかもしれません。

②浄水ポットの購入

水道水をポットに入れて浄水をするタイプです。浄水ポットであれば冷蔵庫以外の置き場所を気にすることなく毎日のお水が安心して飲むことができます。

③蛇口に浄水器の取り付け

浄水ポットとは違い、キッチンの蛇口に直接取り付けつタイプの浄水の仕方です。蛇口から出てくる水道水をすべて浄水してくれる為、常に安心して水を使用することができます。

ウォーターサーバーを取り入れる

定期的にペットボトルを買う必要が無く、お水は宅配で届けてもらうことができて、常に安心してお水を飲むことができるのがウォーターサーバーの特徴と言えます。最近ではスリムで見た目重視なものが多く、部屋のインテリアのように設置をする人もいるようです。場所も冷蔵庫の横の隅に置けるくらい細いので場所を気にする必要が無く、すぐにお湯を出すことができるので帰ってきてすぐにカップ麺を食べたり、急な来客でお茶やコーヒーを入れたりと活躍する場面が多いです。

おすすめのウォーターサーバー３選

ウォーターサーバーの問題点をカバーできるほどのメリットもあります。今回はおすすめのウォーターサーバーのメーカーをいくつかご紹介したいと思います。

ウォーターサーバーとはいえ、メーカーの種類が豊富でどのウォーターサーバーを選べばいいか迷ってしまいますよね。それぞれ特徴の違うメーカーのご紹介です。

思いタンクを持ち上げなくてもいい【マーキュロップ】

マーキュロップ「富士山の天然水」は グッドデザイン賞を受賞したこともあるマーキュロップ。スリムで無駄がないウォーターサーバーなのでキッチンや、1人暮らしの１Rなどに置いてあっても室内の美観を損なうことがありません。

非加熱天然水100％で美味しい【どこよりもウォーター】

どこよりもウォーター はウォーターサーバーのレンタル料が無料、送料が無料、１本あたり1,890円で業界最安値級など、様々な無料特典があり、はじめてウォーターサーバーを設置したい人にはおすすめなメーカーです。

まとめ

東京・大阪の水道水を飲む場合、飲み水としては問題無く、味もこだわらなければ特に問題はありません。しかし、あなたがお住まいのキッチンの古さや、マンションの設備の状態などにより【安心】して水道水を飲むためには若干の不安があります。
毎日飲む水だからこそ、安心・安全に取り入れられるような工夫が必要になってきます。手ごろに始められるペットボトルの購入や浄水ポットの使用、少し憧れるウォーターサーバーの設置などの検討をしてみましょう。